国会での議員内閣制に対し、二元代表制を展開する地方政治。
そのもっとも大きな利点として、
◇住民が直接、首長を選べる
◇首長が大胆な政策を提案しやすい
◇独特の視点を持った人・フレッシュな人でも選ばれやすい
などがよく言われます。
また2001年4月に「地方分権一括法」が施行されたことにより、国と地方の関係が「上下」から「対等」に改められました。
これは首長の権限の増大を意味し、
このことから地方自治法が想定しなかった方法をとる
首長が登場しました。
代表的なものとして、阿久根市と名古屋市は、議会との議論を放棄したまま自身の望む政策を断行しようとしました。
もともと首長は議会の招集・解散権・予算・議案の提出権などを持っている点で議会よりも優位であったが、この問題を受けて、地方自治法に改正案が盛り込まれました。
◇首長が議会の開催を拒否した場合は議長に招集権を与える
◇専決処分を議会が承認しなかった時には首長に条例や予算の再提出を義務付ける
等です。
すなわち二元代表制の一番の問題点は、
わけわからん首長が出現する可能性が高い
ということです。
(ほかには議員が個別的利益を追求しやすい・行政が不安定などの問題点も指摘されています)

