いまやどこの書店へ行っても、
この方の本が置かれている
と言っても過言ではない、
三橋貴明氏。
現在、経済評論家、作家、講演家、中小企業診断士
とマルチに活躍する氏は、
果たして一体どのような人物なのでしょうか?
第一印象は「背が高けぇ~・・・」
でしたが(笑)。
どこか他人に安心感を与える雰囲気を出しております。
それでは早速インタビューです!!
政治com(以下、政):
現在、経済評論家、作家、中小企業診断士、講演家など多方面で活躍されておりますが、今、最も力をいてている事、またそれに対する想いを語っていただければと思います。三橋貴明氏(以下、三):
私がやっている事って、今4つぐらいお仕事をおっしゃいましたけど、実は全部同じで、
数時とかデータに基づいて正しい知識を得て、
それを正しく分析して、わかりやすく示すっていう、
そういう仕事をしているだけなんですよね。
作家は書き物だし、講演家はしゃべりだし、テレビとかでは討論とかやるわけですけども、、、
で、何をやっているかというと、
「日本がダメな国だ」という、いわゆる自虐史観があるんだけれども、
それが日本の歴史方面では相当に払拭されてきました。
歴史的な部分では無くなってきたわけですけども、
経済の分野で相当残っているんですよね。
「歴史的には日本は正しかったんだけども、日本経済は成長しない」とか、「日本国債は破綻する」とか言ってね?
こっちからしたら「そりゃ同じ自虐史観だろ!(笑)」と、「何なんだコイツ等は!?」となります(笑)。
これがね保守派の人にも結構多いんですよ。いわゆる保守派の定義で保守派っていう人たち。そういう方々に多いんで、
「これが保守って!?同じじゃないか根っこにある自虐史観は」と思います。
例えば石原慎太郎さんが
「中央官僚制度の打破!抜本的改革!」
って言ってるけど、なんでそんな革命じみた事をやんなくちゃいけないのか(笑)。
これはね、多分彼らが、「日本はダメな国だ」と思っているからなんですよ。
もちろん石原さんは、歴史的にはものすごい保守派というかタカ派ですよ。でも経済面は多分違う。
で、そういうのを払拭しないといけないなぁと、で、だれもやっていないから私がやっていると、、、
それが動機というか、今の仕事ですね。
政:
正義感のようなものでしょうか?
三:
正義感ていうかね、腹立たしいんですよ。
何故かというと、彼らが「日本はダメだ」とか言うと、正しい政策が打てないわけですよね?
例えば「すぐ財政破綻する」とか言われたら
「政府の金なんて出せませんよ」ってなる。
あるいは石原さんチックに「抜本的改革」というと、新古典派経済学というか新自由主義的な、維新の会が言っているような革命じみた話がすぐに来るわけなんで、、、
そうするとデフレが深刻化して
「俺の所得が減るじゃないか!」と(笑)、
当然みんなの所得も減るのよ?(笑)。
「みんなの所得も減るけど、私の所得も減るんだよ」っていうことで、
みんなの為と、あと自分の為でもあるんだけれど、
要は「あなた自身の所得も減るのに、何でそんなことやってるの?」
ってことで腹立たしいわけですね。
正義感っていうよりも、なんだろな~(笑)
自分の為でもあるというかみんなの為でもあるというか、
要は理不尽なのですよね。
「なんでこんな理不尽なことをやっているのか?」ということです。
政:
それでは12月16日の衆議院総選挙ということで、
今回の選挙における一番の争点として、どの様な事をお考えですか?
三:
政治家さんもね、多分ほとんどの政治家さんはさっき言った自虐史観に侵されていて、保守派の政治家でさえ侵されているのね。
でもそうでない人ってたまにいて、私三人しか会ってないんですけどね、実はいまだに(笑)。
誰って言わないけど、三人ぐらいしか会っていない。
自虐史観が全く無いってのが。
そのうちの一人が、今自民党の総裁をやっているわけですよね。
これはね、驚くべきことです。
で、言っていることが新古典派経済学とかではなくて、
「まず日本は成長できるってことを認めて、普通の事をやりましょう」と、これでいいんですよ。
それを自民党が政策で打ち出していると、、、
維新の会とかは「いやそれじゃダメなんだ、抜本的改革だ」と革命じみたことを言ってますけど、
実はこの戦いってのは今世界中で行われていて、
アメリカのオバマVSロムニーとか、フランスではサルコジVSオランドとか、
その戦いが日本でも始まるよって、
てかもう始まってんだけど(笑)
いちおうフランスやアメリカを見てみると
「まともなことをしようよ、成長のために」っていう方が勝っている。
でも日本はどうなるかわからない、そしてこれはもう絶対勝たなくちゃならない。
私は政治的に中立でもなんでもないから言いますが(笑)、
自民党が勝ってまともな政策を実現する必要がある。
勝たなくちゃいけない。
こういう風にいうと「ほかの政党はどうですか」ってなるから、ついでに言うと、「ほかの政党なんか埋没してしまえ」って思っているんで(笑)。
政:
ありがとうございます(笑)
それでは続きまして個人的な質問に入らせて頂きたいと思うのですが、
三橋さんは「型にはまらない」という言葉が特にぴったりではないかと思うのですが、
どの様にしてそのような風になったのですか?
三:
それはもう、私型にはまらないなんて思ったことはなくて、むしろやっていることはずっと同じで、、、
だいたいもともとITのセールスマンというか、マーケティング営業だったんですよ。IT製品ってわけわかんないですからね(笑)。
それをどれだけわかりやすくお客さんに示して、買って頂くかっていうのをずっとやってきたので、、、
それを経済評論分野でやっているので、こっちの方がむしろ型にはまっていると思うんです。
で、イメージや抽象論で「破綻だ」とか言っている人たちの方が型にはまっていない。でもあっちがあまりにもマジョリティ(多数派)だから、こっちが型にはまっていない様に見えるだけだと思います。むしろ私は王道をやっていると思うんですけどね(笑)。
政:
それでは最後に、今を生きる若者へ何かメッセージでもあればお願いします。
三:
今世界中が、さっき言った「戦い」をやっているし、経済的混乱に陥ってて、日本ほど楽な国無いんです(笑)。
日本の失業率高いなんて言われているけど、申し訳ないけど、他の国と比べてむちゃむちゃ低いですよ(笑)。
もちろんこれを改善しなくていいって話じゃないんだけれども、ギリシャとかスペインなんて若年者失業率が50%超えているんですよね?
そんな国で生きるのは、大変ですよ~?。
それに比べて日本はまだ大丈夫だし、チャンスもこれから出てくるだろうけども、正しい政策をしないと、デフレが続いて、みんなの所得が減っていくっていう道に入っちゃうから、これはもう正さなくちゃいけない。
そのためにできるのは、選挙しかないんですよ。
デフレって政府でしか治せないから。
ということで、間もなく投票日なので、そこでの選択によって、皆さんの前に揚々とした明るい未来が開ける、かもしれない(笑)。
選択間違えると、閉塞感に満ち満ちた感じで生きていくことになるけど、でもそれでもほかの国よりはマシだよということは、付け加えておきたいと思います。
(インタビュー:2012.11.29)
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終始和やかな雰囲気のインタビューでした。
人を和やかにさせるオーラを持つ三橋貴明氏。
そんな氏のメッセージは一貫しております。
「そんなに自分をダメだと思わないでください」
まさに今、時代に最も必要とされている
メッセージなのではないでしょうか?
三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ
三橋貴明の「新」日本経済新聞
株式会社三橋貴明事務所