
知ったかぶり、、
認知心理学の実験による統計的なデータによると、
ぶっちゃけほとんどの人たちは激しく「知ったか」をします。
人間の一般的な限界として、
過去における自分の理解の状態や過去に持っていた自分の意見を正確に再構築できない
ことが分かっております。
過去の自分の意見を正確に再現できないとなれば、
人間は必然的に、
原発が稼働していた時の生活を過小評価し、
挙句の果てには「私は原発事故を知っていた」と言い出す。
これを認知心理学では「後知恵バイアス」と呼びます。
認知心理学者でカーネギーメロン大学教授であるロバート・フィッシュホフ氏による実験によると、
人間は、特定の出来事が起こる以前に予想していた確率を、
出来事が起こった後にもう一度評価すると、
出来事が起こる以前に予想していた確率を忘れ、
自分が予想していた確率よりも高い確率を見積もることが分かっております。
逆に、起きなかったことに対しては
「そんなこと起こりそうもないと思っていた」
と都合よく思い違いをするのです。
人間ってそんなもんです。
この様な人間の特性における事実から、冷静に原発問題を考えるのも有りではないのかな、と思うわけであります。