
ソース, HUFFPOST MONEY:
http://www.huffingtonpost.com/2012/11/09/suicide-rate-rich-neighborhoods_n_2102777.html
サンフランシスコ連邦準備銀行の調査によると、自分より裕福な隣人がいる人は、それほど裕福でない隣人がいる場合より自殺率が高いという。
例えば同額の年収を得ている人が2人いたとして、近所の人がより年収の高い地域に住んでいる人は、近所の人が年収の低い地域に住む人より4.5パーセントも自殺しやすい傾向にあると言う。この結果は「隣人の年収と、幸せと感じる度合いには相互関係がある」とのニューヨークタイムズ誌の報告を支持する結果となった。
以前の研究から、収入と自殺率には関連性があり、年収が1万ドル以下(約80万)の人たちは、6万ドル(約490万円)以上の人より50%も自殺しやすいという調査結果がでているが、それだけではなく、人は、収入の額だけでなく、自分の収入と隣人の収入を比較することで、幸せの感じ方に大きく影響を与えている可能性があることが、今回の調査で明らかとなった。
2007年の経済危機以降、米国での自殺率が急上昇している。 ロイター通信は、科学者らは米疾病対策センター(CDC)によるデータを分析した結果、過去八年間の自殺率に比べ、2008 - 2010年では増加率が4倍以上となったと指摘した、と報道した。
アメリカでは景気が後退し始めて以来、自殺の割合が急速に上昇している。自殺防止資料センターの過去20年間に渡る調査結果で、失業と経済と自殺には密接な関連があることが判明している。長期の失業や大量解雇は自殺リスクの増加と関連があるということだ。
確かに金銭と幸福との関係は、ある程度はあるだろうと考えられ、年収の低い人は幸せだと思う比率も低いと言われている。しかし、プリンストン大学の調査によると、年収が75000ドルになったとしても、収入が増えた分、幸せも増えるかといったら必ずしもそうではないらしい。金額うんぬんではなく、まわりと比べて自分が劣ってるか勝っているかも、重要なファクターになっている可能性がある。
さらにYahooの調査によると、幸せになるには、人から尊敬されたり、羨望の目で見られることの方がずっと重要だという研究結果も報告されている。
(原文翻訳:高平伸暁)
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ノーベル経済学賞受賞者である、
アメリカの経済学者ポール・クルーグマンは
「働きたいのに仕事が見つからない人は大いに苦しむ。
それは所得が無いからだけではなく、
自分の価値が低下したような気分になるからだ」
と言っております。
日本だけではなく、
個人主義、または宗教による価値基準が浸透してそうな
アメリカでさえ、
幸福が相対的な価値によって左右される人が
多くいるようですね。
この調査を日本で行ったらどのような結果になるのかは
興味深いところです。