2013/01/07

現場からの教育改革提言「教師という職業」(1)


政治家の仕事は非常に多岐にわたり、
実際問題、様々な分野の現場を網羅するのは
非常に難しいものです。
ですから政治家さんは「現場からの政治の在り方への声」、
にたくさん耳を傾けなければならないのです。

そこで始めました!!
現場からの声シリーズ

現場で「本気で」問題解決へと勤しむ人たちの提言を集めます。

第一回は教育現場。

ご登壇頂くのは,
日本の某山奥にある中学校で, 社会科を担当しながら
教育学の研究に日夜勤しむ

若き教育者
通称「よっすぃ~」

教育に対し, 飽くなき理想とバイタリティーを持つ氏の
教育への見識は, 
一体どのようなものなのでしょうか。
それでは早速連載開始です!!!!

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<現場からの教育改革提言「教師という職業」(1)>
          
文章:よっすぃ~

教師とは?

最近私は教師としての月日もたち、自分を振り返る余裕が出てきた。

しかし、初心は変わらずも、重なるミスに憤りを隠しえない。 
狭量。 
怠慢。 
人としての如何を問われる職業。 
私の一言に、鼓舞もし、落ち込みもする子ども達を前に、責任の重さを感じる日々。 

心労も重なり、先が見えなくなることばかり。 
「自由」!? 
「優しさ」!? 
「正しさ」!? 
問われる難題に、答えるは「信」の一字。 

大学から現場に出て、人を育てるのは、「システム」じゃなくて「愛情」だと心から思った。 
結果の見えない職を持つ身としては、日々の幸せの積み重ねが唯一のいきがい。 
これを感じられなくなっては、人を育てることもままなるまい。 

これまでの教師生活。 
「こんな大人もいるんなら、大人もすてたもんじゃない。」と親を憎悪する子に言われた。 

「先生は男の先生で唯一怖くなかった。優しかった。ありがとう。」と卒業式で女子生徒に手紙をもらった。 

「先生は褒めてくれるから好き。テストがんばったよ。」と笑顔で言われた。 

「いつもおもしろい授業ありがとうございます。」と生徒が感想に書いてくれた。 

自分の尊敬する人を真剣に語るとき、いつもうつむいている子がまっすぐな目で僕を見つめた。 

「先生からもらった手紙を大切にしているそうですよ。」とけんかした生徒の様子をあとから知った。 

「他はさておき、おまえが言うならしかたないな。」と不良が笑いながら注意に従った。 

生徒が僕を見て「先生・・・。」と安心して涙を流し、その子の支えになれていたことを実感した。 

悩みながら、先の見えない中、必死に祈る生徒を見た。 

「こいつはでかい男になる」と、心から尊敬できる生徒を持った。 

自分の小ささを知った。 
心から湧き出でる愛情を自分の中に感じた。 

全部、私の宝物。 

「生きていく途中で、血の一滴一滴をたらして、他の人を育てるのは、自分がやせ衰えるのが自覚されても、楽しいことである」 

魯迅の箴言。 

わかる。 

私は幸せ者だと思う。

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みなさんは、教師という職業をどう思われるだろうか。

最近では教師が起こす犯罪のニュースを毎日のように聞く。
病んだ教師を映し出したいのか。無能な教師をあざけりたいのか。
教師とは、大した仕事もしていないのに、安定している職業。
そんな印象なのだろうか。
変わる保護者対応と報道からそんな印象を受ける。

そんな抽出された映像に対して、政治は教師を事務仕事で縛って、子どもと向き合う時間を奪う。軽い「改革」という言葉で現場を振り回す。制度改革が教育改革に容易につながらないことを、霞ヶ関にいる人間は知らない。

私の向き合ってきた子どもは、教育現場は、決してそんな軽いものではなかった。
今後、その一端でも皆さんにお見せできればと、筆をとる。
子どもたちのために、現場からの教育改革を世に提言したい。