
●チャーチルさんはお約束の世襲さん
チャーチルさんは、1874年11月30日ににオックスフォードシャー・ウッドストックにあるブレナム宮殿で生まれました。日本では考えられない出生の仕方です。
父ランドルフは保守の政治家で、母は銀行家の娘で社交界で華々しく生きていました。
学生時代、チャーチルの成績は最悪でビリから3番目。しかしながらフェンシングが得意で、大会で優勝するほどの腕前であったようです。3度目の挑戦でサンドハースト王立陸軍士官学校に合格し、卒業後は騎兵少尉に任官したものの、4年で退役し、保守党候補として政治家に立候補しました。しかし落選したためボーア戦争に従軍記者として参加しました。
この時敵の捕虜となるが、奇跡的に脱走に成功。そのことは敗戦続きのイギリスにとって明るいニュースとなり、またチャーチルにとっても知名度が上がるきっかけとなったのです。
その後、記者活動と並行してアフリカ騎兵連隊に従軍し、除隊後それまでの経験を生かし著作を発表。更なる名声を獲得したのでありました。そして1900年、保守党候補として下院議員に立候補。見事当選し、チャーチルの政治家人生の幕が開けたのでした。